
マンホール蓋を含む枠取替え工事に際し、円形球面状切断カッターを鉄蓋上に360°旋回させて切り込みを入れ、分離除去可能とし、この切断塊を除去した後に鉄枠を固着させ周囲に超速硬性無収縮モルタルを充填させ、無転圧で施工する工法用の切断機です。
発明大賞福田特別賞受賞。
パラボラカッターは平成15年に路面用カッター装置として特許を取得しております。円形球面状に切断する夢の工法がこの装置の出現によって現実のものとなり、まさしくマンホール補修に最適なマンホール鉄蓋維持修繕工法として急速に普及をしております。
パラボラ工法の要、パラボラカッターは各種業界への対応を可能とするためシリーズ化されています。
型式 | SPC-900 | SPC-1200N | SPX | SPG-1500 |
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切断直径 | 750・900 | 900・950 1200・1500 |
900・950・1200 1500・1800・2100 |
1200・1500 |
切断深さ | 100mm | 150mm | 150mm | 250mm |
機械寸法 | 1020L×530W ×750H |
1155L×740W ×920H |
1170L×1060W ×1240H |
1550L×1040W ×980H |
機械重量 | 86kg | 146kg | 264kg | 330kg |
エンジン型式 | EH17-2D | EH25-2D | EH34-2D | EH65DCR |
エンジン馬力 | 4.0ps/3600rpm | 6.4ps/3600rpm | 9ps/3600rpm | 22PS/3600rpm |
燃料消費率 | 230g/ps-hr 310g/kw-hr |
230g/ps-hr 310g/kw-hr |
230g/ps-hr 310g/kw-hr |
230g/ps-hr 310g/kw-hr |
燃料消費量 | 1.2L/h | 2L/h | 2.5L/h | 5L/h |
騒音値 | 75db(A) (5m/4方向) |
77db(A) (5m/4方向) |
76db(A) (5m/4方向) |
79dbA (5m/4方向) |
精度の高い切断の補助、センター治具。
確かな理論に基づいて開発された円形球面切断機パラボラカッターは小型、軽量、短時間カットの優れた性能でパラボラ工法の要であります。



密着性
円形球面切断面は鍋に蓋をするがごとくに素晴らしい密着性を発揮します。パラボラ状の切断エッジは摩擦抵抗が曲線へ分散されることを意味し、大きな負荷に確実に耐えられます。
崩壊防止
従来工法の四角切断の垂直切断の補修面は路面との摩擦力に限界があり,僅かな力で分離を起しやすく、そのわずかな分離面からの雨水の浸入により、直ちに崩壊が始まる傾向がありました。分離を起しにくい円形球面状切断面は目地離れ防止・崩壊防止対策として非常に有効です。
単体移動可能な小型切断機、小型施工機材により交通規制範囲が小さい。